1981年 / 第1話
第1話「廃屋」で、妻の令子が家を出て半年、東京を離れた五郎(田中邦衛)が純(吉岡秀隆)と螢(中嶋朋子)を連れ、麓郷の廃屋を修理して暮らし始める最初の家。電気も水道もない生活が始まる場面で、螢が五郎に、自分たちがいなくてもここで暮らしたのかと問いかける。なお石の家は後年('95秘密)に登場した5番目の家である。
1981年 / 第2話
第2話「手紙」(1981年10月16日放送)。不便な暮らしに馴染めない純(吉岡秀隆)が、東京へ戻りたいと母・令子(いしだあゆみ)へ手紙を書き、螢(中嶋朋子)に投函を頼むが螢は川へ落としてしまう。夜になっても戻らない螢を男衆が探すなか、令子の妹・雪子(竹下景子)が五郎(田中邦衛)を訪ねてくる。
1981年 / 第3話
第3話。父・五郎への反発から一度は伯母・雪子(竹下景子)と東京へ帰ろうとした純だが、見送りの北村清吉から掛けられた「負けて逃げるな」の一言で思い直し、夜、五郎と螢だけが残る石造りの家(最初の家)へ戻ってくる場面のロケ地。
1981年 / 第4話
「北の国から」第4話、令子(いしだあゆみ)の依頼で弁護士・本多(宮本信子)が訪ねてくるエピソード。令子が綴った手紙を五郎(田中邦衛)が握りつぶしていたと知った螢(中嶋朋子)だが、それでも母ではなく父のもとに残ることを選ぶ。一家が暮らす最初の石の家が生活の舞台として映し出される。
第5話。笠松杵次が「あの土地は自分のものだ」と告げたうえで黒板家(五郎の石の家)を訪ね、火起こしの練習をする純(吉岡秀隆)に開拓の話を聞かせる。夜、五郎(田中邦衛)は純に手を上げ、深夜ひとり酒を飲む。
1981年 / 第6話
第6話、雪子(竹下景子)がマフラーを編み、草太(岩城滉一)が雪子にキスをする場面が描かれる五郎の石の家。草太の恋人・つらら(松田美由紀)が雪子を訪ねて本音をぶつけ、雪子は麓郷暮らしの重みを抱えきれず東京へ戻ることを決意する、感情の交錯するロケ地。
1981年 / 第7話
第7話。クリスマスイブの夜、中畑和夫(地井武男)に諭された純(吉岡秀隆)が家へ戻ると、スキーセットが置かれ靴下に足が通されている。螢(中嶋朋子)は学校の電話で母にかけたことを五郎(田中邦衛)に詫びる、家族の静かな場面。
1981年 / 第9話
第9話。スキーに出かけた純(吉岡秀隆)たちと入れ違いに令子が最初の家(五郎の石の家)を訪ね、螢(中嶋朋子)のパジャマに顔を埋める。子どもたちは匂いで母の来訪を確信し、五郎(田中邦衛)はラジオが母からの品だと明かす。
1981年 / 第10話
第10話、風力発電の部品を取りに行った雪子と純が吹雪で立ち往生して行方不明になる。杵次が馬そりで黒板家(五郎の石の家)を訪ね、電力会社に頼むよう勧める場面。
1981年 / 第11話
第11話、正吉(中沢佳仁)が純(吉岡秀隆)にけんかをふっかけ、純は雪子(竹下景子)に冷たく当たってしまう。夜には、螢(中嶋朋子)がなつき始めていたキツネが仕掛けられた罠にかかる悲鳴が響き渡る。当時一家が暮らした「最初の家」は、現在「五郎の石の家」の敷地内に再現・保存されており、シリーズ初期の暮らしぶりを伝える見どころとなっている。
1981年 / 第12話
第12話、帰宅した純たちが見る中、石の家で風力発電の風車が回り、初めて電球が灯る。杵次が罠の件を詫びに訪れ、「もう四カ月ここで暮らしたか」と声をかける。電気のない暮らしが少し変わる節目の場面。
1981年 / 第14話
第14話、東京の最終日に母に会わず戻った純を、五郎と螢がUFOの話で迎える五郎の石の家。夜、純・正吉・螢が森で光を見て隠れると、通ったのは凉子だった。
1981年 / 第16話
第16話「転校」。杵次(笠松杵次、演:大友柳太朗)の死後、彼が遺した材木を譲り受けた五郎(黒板五郎、演:田中邦衛)の石の家を、杵次の娘みどり(笠松みどり、演:林美智子)と孫の正吉(笠松正吉、演:中澤佳仁)が訪ね、礼を述べる。この材木が、のちに黒板家が丸太小屋を建てる計画のきっかけとなる、物語の転換点となる一幕のロケ地。
1981年 / 第19話
第19話。深夜、涼子先生(演:原田美枝子)とUFOを見に出かけて遭難しかけた螢(黒板螢、演:中嶋朋子)が、寝床で純(黒板純、演:吉岡秀隆)にその体験を語る。明け方、スナック「駒草」で一夜を過ごして帰宅した五郎(黒板五郎、演:田中邦衛)の服から、螢がラベンダーの香りを嗅ぎ取る場面のロケ地。
1981年 / 第20話
第20話、東京から来たテレビ局の取材を受けた螢(中嶋朋子)が、UFOを見たという話を面白おかしく編集されて放送され傷つく。父・五郎(田中邦衛)は純(吉岡秀隆)らと励まそうとピクニックを提案し、想いを寄せるこごみ(児島美ゆき)を紹介するが、螢はその場から逃げ出してしまう名場面の舞台。
1981年 / 第22話
第22話。純(吉岡秀隆)と螢(中嶋朋子)は五郎(田中邦衛)への内緒の誕生日プレゼントにと山ぶどうを集め、螢は駒草のこごみ(児島美ゆき)を誕生日パーティーに誘おうとするが、水商売の女性だという理由で純が激しく反発する。雪子(竹下景子)は、令子(いしだあゆみ)が吉野(伊丹十三)と再婚するという知らせを五郎に見せる。
1981年 / 第24話
第24話(最終話)。台風で被害を受けた最初の家を黒板家が見に行く場面のロケ地。螢(中嶋朋子)が、わなで片脚を失いいなくなっていたはずのキツネがこの場所に戻ってきているのを見つける、シリーズを締めくくる印象的な一場面として描かれる。